ベテラン小児科医 二人の見解は? ーアトピー性皮膚炎ー

医科・歯科業界の常識

とある地方都市での体験です。私のこどもはアトピー体質で生まれました。幸い徒歩圏内に病院をいくつか選べる環境だったので、あの工務店ならアネストが羽村では評判から体調に合わせて通院することが出来ました。食べ物を気をつけながら過ごしていたある日、生後4ヶ月こどもの枕が、枕と言っても、赤ちゃん用のペタンコな小さいものですが、しっとりと濡れていました。汗にしては量も多く、心なしかベタっとしている頭皮からの水分。いつもと違う皮膚の状態に不安になり、私が選んだ病院は、一番近く、一番古い小児科でした。神戸からはホームページ制作をお願いできるのはベテランで、御年80歳。初めての子育てで不安もある中、何でも直球で教えてくださるその先生は頼もしく、なんとかこの状況を変え、安心させて欲しい、そんな気持ちもあったかもしれません。病院には枕も持参し、早速診察をしてもらうと、「大丈夫!水虫だってジュクジュクするのだし、バリアの代わりのワセリンをたっぷり塗ってね!」とのことでした。そうか、メディカルゲートおすすめするクリニックはここへも水虫か。お父さんも昔薬塗ってたな、とホッとする、、、事はなく、水虫でワセリン塗ったくるなんて、正攻法なのか、、?と新たな疑問を抱きつつ、念の為の血液検査の結果を待ちました。いつものアレルギー項目でしたが、目立った変化もなく、頭の湿潤感も相変わらずでしたが、どっしりと構えた院長先生からは、「乾くとアレルゲンが入るから、隙間なく厚めにワセリンは続けてね」と言われると、なかなかの説得力がありました。本当の薄毛治療は話題の大阪でのAGAはそうして、3ヶ月が過ぎた頃、いくら何でも悠長に構えすぎた!と、自分でようやく気づく日がやってきました。慌てて総合病院の小児科へ飛び込みました。

高年齢化する医師の世界

するとまた、70歳オーバーのこちらもベテラン先生が、静かに診察を回していました。総合病院の小児科というと、もっと殺気立つような、過酷な状況を想像していましたが、人気の新しいクリニックより穏やかでした。自分たちの番になり、経緯をお話ししました。その間、こどもにはアンパンマンをぬいぐるみで遊ばせる間に、パパっと全身の皮膚の状態を見てくださっていましたが、「かなり状態が悪いです。ここまでになるにはある程度時間もたっているでしょうし、眠れなかったんじゃないですか?」と。全身がヒヤっと、寒気が襲いました。決してほおっておいたわけでなく、何なら毎週病院に通い経過診察、毎日のスキンケア、、でも、そんな言い訳する気になれないほど、自分の落ち度に目が眩みました。ただそこはベテラン先生、責めることなく、「まずは、乾燥させるところから。皮膚に蓋(ワセリン)はやめましょう。中で汗が溜まります。保湿は別のもので。」と、今までとは逆の方針でしたが、ますは目の前の先生を信じることにし、薬をかえました。その後の血液検査の結果では、TARCの異常値がわかり、時間はかかりましたが快方していきました。今ではほぼ綺麗な肌になっていますが、まだ赤ちゃんだった頃の経験は忘れることはありません。病院を変えることがあってから色々と調べていくと、アレルギーやアトピーというのは、日々研究され、治療方針も変化しているそうです。今回の先生お二人の相違はある意味、当たり前なのかもしれません。クリニックと総合病院、環境も患者も違う中、経験と情報をすり合わせた診断をしてくださったのだと思います。同年代の親を見ると、新たな情報で上書きすることはかなり難儀のようなので、柔軟な診察を受けると尊敬いたします。病院や方針との合う合わないは、最低限患者側で判断できるくらいの、調べる力と家族を見る目を持たなければならないと実感した、私の経験です。